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  • 執筆者の写真カンナ 岩崎

Place to Belong

遡ること2015年。


アメリカに移り住んだ私は不安から渡米翌日に泣いてしまいました。

その後、9ヶ月ほどホームシックが抜けず大変だったなぁ。


しかし成人式を終えてアメリカに戻って以降はどんどん外の世界が好きになっていって

アメリカを離れた時はまたすぐに外国に出たい気持ちになってた。


それからいろいろなところに住んで感じること。


私は外国に居場所があるのだと思う。


どこで日本人らしさを落としてきたのか...笑

いや、日本人といる時はめちゃくちゃ気をつけるようにしてるんだけど、

それが本当に気疲れしてまうのよ...トホホ


18歳から22歳という多感な時期に海外で過ごしたことが

大きく影響してるんだと思うけどね。


周りの感覚とは色々と違ってると思う。

 

例えば海外に行った人は旅行 vs. 住むことの違いを実感したり

暮らしのクオリティに適合できなくて、日本が恋しくなるのが普通と思うけど、

私は逆。


海外にいると、なんというかその空間にいるだけで安心する。

インドにいる時日本に帰りたいと思ったことは一度もないし、

恋しいと思ったことも一度もない。


日本から持ってきたものが切れた時はまたまとめ買いしに帰りたいな

ぐらいの気持ちはあったけど、感情として帰りたいとはならなかった。


逆に日本にいると不安が大きい。

私がよく使う表現「外国は夢、日本は現実」てのがあるんすけど、

日本にいると現実を見させられるので心がなんだかうねるの。


インドに行って、一度も訪れたことない国だったから

周りは「えー!なんそれ!行ったことない国に住む?!」って仰天してたけど

結果的に大当たりでした。


というか私はきっと海外どこに行っても大当たり。

そこ(=世界)が自分の居場所って感じる。


でもロックダウンの中渡航して生活がすぐに落ち着いたのも

現地の会社の日本人の方達のおかげってこと忘れてない。

 

数年前、

「あなたは海外のことを話してる時目がキラキラしてるね。」

と言われたことがある。


声のトーン・勢い、表情、出てくる言葉の数が海外のことを話してる時や

外国人と話してる時は明らかに変わるのが自分でもわかる。


数日前の話だけど、日本人だけの職場に外国人が加わって

しかもそれがインド人だったのだ!

「Aap Hindustani hai? (あなたインド人なの?!)」って

ヒンディー語で言ったらびっくりしてた笑


彼女とインドの話をしながら涙が出そうになる感覚があった。

私はいろんなことを置いてきたし、本当にバンガロールが好きだったんだと

実感する瞬間だった。


行ったことがある国が増えると、例えば帰国後にその国関連のトピックを街中で見かけると

センサーがビンビンに反応して行ったことあるもんね!の気持ちになる。


それがたくさん増えて、私的になんかそれって気持ちいいんだよね。

 

日本は世界的に見ても素晴らしい国だけど特殊な国ってことも外を見た後に感じる。


日本にいる間は病院系(?)をキャッチアップする期間と捉えてる。

クリニックやメンテは日本にいる時しか安心してできないから、

日本にいるメリットそんなところかな。あとはコンビニ万歳ww


利便性や治安を差し置いても私には空気感や文化が大事なのだな〜

歳を重ねると考えは変わると思うけど、今の内は、ね。


あ、ちなみにいうと、私は海外旅行が好きなわけではない。

実際にそこに住んで、生活・文化を知ることが好き。

「住む」というのがキーなのだ。


今度はアフリカに行きたいんだ〜。

アフリカのダンスに昔から薄々興味があって、

インドでいい機会がありレッスンを受けたことで

そのダンスを真剣に頑張りたい欲が出てきたので、

実際に現地のダンスを見るという意味でもアフリカに住みたいでごわす。

 

もう3年前、アメリカから帰ってきて決意したこと。

「一年でもいいからまた海外に住む。」


これはわずか数年以内で叶えることができた。

今度は決意ではなく

「また戻るんだろうな私は。だってそこが私の居場所だもの。」

という”決意”せずとも湧き上がるナチュラルな”感覚”がある。


休憩を経て、またタイミングが来たらいざ行かん!




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